御本山

京都市右京区花園の地に或る大本山妙心寺

当山沿革

 当山は、至徳二年1385年の棟札が有ったことから、その頃にはこの地に開かれていたと思われます。

その後文安元年1444年 浜松市北区、大本山方廣寺開山 無文元選禅師円明大師を開山に請じ現在に至ります。

 山号を「無量山」と言います。寺院は本来山の中に造るのがよいとされた中国の伝統によるもので、決してすべての寺院が山の中にあるわけではありません。

寺号を「西福寺」と言います。無量山西福寺とは、阿弥陀如来をご本尊としてお祀りをすることに起因します。

 俗に言う阿弥陀様は、別に「無量寿如来」・「無量光如来」などの名を持ち、西方にお浄土(阿弥陀様の世界)を持つ仏様です。それにちなみ「無量・西福」となったと考えられます。

 阿弥陀如来はその本願によって、未来永劫あらゆる人が極楽浄土へと向かえるようお導きくださっています。